1980年代

大阪時代。高校生の時からパンクやファッションに憧れて、高校卒業後すぐにLONDONへ。

当時1ポンド700円の時代。
一生懸命貯めたバイト代は、2週間の滞在であっと言う間になくなり、 再び当時働いていた服の販売員にまい戻り…


それでもLONDONのKing’s Roadで見たパンクの若者や、ストリートファッションを楽しむ人々が忘れられずに、お金を貯めては渡英していた。

1990年

渡仏。カメラマンの彼と数ヶ月後にはPARISで生活する事になった。

なにか目的があった訳でもないし、いつ日本に戻ってきてもいいだろうと私自身もスタイリストBag1つで身軽な気持ちだったのに…
数ヶ月過ぎた頃、あるフランス人に「何をしにこの国に来たんだ?」と聞かれ、「フランス語が話せて生活を楽しめれば」と答えた私に「生活してればフランス語なんて話せるようになるんだよ。自分が生きている上で楽しんでいける事を見つけなさい。そして、それを職業にするんだ!」衝撃的な言葉だった. . .


メイクをやろうと決心したのはその時。
私はメイク好きの母が、バレエの発表会で幼稚園の同級生の子供達のメイクをしている姿が大好きだったことを思い返していた。


そしてフランス語学校をやめ、メイク学校に入学を決めた。

1991年

CHRISTIAN CHAUVEAU 9ヶ月コース入学

学校では、Stage(スタージュ)と呼ばれる研修生となり、パリコレのBack Stageや、映画、バレエ、サーカスの舞台裏の現場を体験できた。

1992年

卒業 diplome 取得

1994年

特殊メイク ATELIER INTERNATIONAL DE MAQUILLAGE でdiploma取得

この頃からフリーでショーのメイクの現場に入り、ヘルプをしていた。

1995年

Pat McGrath女史に師事

最初の出会いは、PARISでの TOP MODEL達の撮影のヘルプ依頼。
この日をきっかけに、当時まだ無名だったPat女史のアシスタントとなり、この後ビッグな仕事を続々とこなし、一流のメイクアップアーティストになっていく彼女の傍でメイクを学んだ。

1996年

PARIS & NY

ParisとNYを行き来するPat女史のアシスタントとして一緒に移動。
出会いが増えた年だった。
自分のテストshootingもこの頃意欲的に行った。

1997年

PARIS & 東京

Pat女史がBASEをNYに移した事をきっかけに、本格的にフリーのメイクアップアーティストとして個人の活動を始め、PARISと東京を行ったり来たりするようになる。


私が東京で仕事を始めようかと一時帰国してBOOKを持って事務所を回りはじめた頃、ある事務所の社長さんから、「日本でやるならHairをやらなきゃね。Hairを教えてくれる人、紹介するよ!」と思いがけない言葉が. . .?


その当時、日本は一人の人がヘアー&メイクをこなすシステムだった。
そんな中、メイク一本で勝負したいと言う私の思いに賛同してくれる人達が現れ、日本で売り出してみようかと協力してくれた。

1998年

PARIS & 東京

BASEを東京に移したものの. . .?
ヘアー&メイクを一人でこなす職業が一般的な日本で、メイク1本で仕事をするのは至難なワザ…ヘアーが出来ない私にリスクは大きかった。


ヘアーのパートナーを捜し出し、日本にMake up artistの需要を認めてもらえる事に必死だった。

1999年

Macとフリーアドバイザーとして契約

Macのプロスタッフを指導しFashion showのMake Headとして参加。


Showが立て込む東京コレクションシーズンに担当マネージャーと、いつの日か私のメイクチームを作ってコレクションが出来ればいいな. . . を目標にし、自分と同じような夢をつなげてくれるアシスタントとの出会いを求めるようになった。

2004年

ケサランパサラン社とトレンドメイクカラーの商品開発とアドバイザー契約

この頃にメイクのtoolの大切さを実感する。
特にメイクブラシを使った素肌の美しさを提案していきたいと決心し、広島の熊野をリサーチし始めた。

2004~2005年

PARIS & MILANO COLLECTION 参加

ついに、PARISやMILANOでのShowにYUKIチームとして参加。


98年から東京でメイク1本で始めて、今まで一緒に歩んでくれた同志達 (アシスタントとは言わずに、あえて同志と言わせてもらう。) 彼女達との出会いがあってこそ、私のメイクチームを作る夢を叶える事ができたし、日本でヘアーとメイクが別々の職業として、現在も確立できる時代になれた。

2009年

LOOP株式会社設立

自身の会社を設立し、プロのMake up artistとしての経験を生かして、独自のメイクブラシ11本を、YUKI BRUSHES としてプロ向けにリリース。


広島の熊野で出会った職人竹森鉄舟さんのところへ通い、試行錯誤を繰り返し、職人の技術とMake up artistの知恵がつまったブラシをつくることができた。

2010年

M0 Management Office 参加

2014年

PETITシリーズ

一般の人にも、更にMake up artist自身にも使ってもらえるように、小さいサイズのPetitシリーズ6本をリリース。それと同時に、今までの11本をProシリーズとして区別化した。

all drawings by CHIHIRO